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厚生労働省が発表した「日本人の摂取基準」(2010年版)によると、目標量では成人男性で19g以上
成人女性で17g以上摂取したほうがよいといわれています。
目安量では男性で24g〜27g、女性では19g〜21gがよいとされています。
国民健康栄養調査によると日本人の1日の食物繊維の平均摂取量は約14gとなっています。男性、女性とも目標値に達していないという結果が出ています。
食物繊維は様々な生活習慣病の発症に関連する報告が多いことがわかっています。特に心筋梗塞・糖尿病の発症との間に負の関連を認めたとする研究報告が多数あります。また、循環器疾患の強い危険因子である血圧並びに血清、LDL-コレステロールとの間にも負の関連が示唆されています。さらに肥満との関連を示した疫学研究も多数発表されています。食物繊維が排便習慣に影響を与える可能性はあると報告されてはいるが、どの程度の食物繊維が良好な排便習慣に寄与するかについては十分に明らかになっていません。
基本的には問題はありませんが、食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があります。基本、不溶性2:1水溶性がよいとされています。不溶性食物繊維は大豆や玄米に多く含まれています。水溶性食物繊維は海草類(寒天やわかめ)や山芋に多く含まれています。不溶性ばかりを多くとってしまうと、便が硬くなりより便秘になってしまうことがあるらしいです。また、水溶性ばかりを取ってしまうと、下痢などの症状を起こしてしまうことがあるらしいです。バランスを考えて食しましょう。食物繊維は、食品の中に多く含まれているものではないので取りすぎてしまうことはほとんどないですが、サプリメントや粉末系の製品では、過剰に取りすぎてしまう可能性がありますので、使用上の注意を確認し食することをお勧めします。1日の目標量を毎日続けることが大切です。
不溶性食物繊維では豆類ではインゲン豆やヒヨコ豆、野菜ではゴボウや菜の花、タケノコ等いも類ではマッシュポテトやしらたき、サツマイモです。水溶性食物繊維では海草類では寒天やひじき、果物ではキウイやバナナ、野菜ではゴボウやアボガド豆類では納豆やきなこなどがよいとされています。寒天やゴボウ、納豆は水溶性と不溶性を多く含んでいるのでお勧めの食材です。
寒天の賞味期限は製造から3年です。なので保存食としても大変好まれています。
棒寒天の食物繊維含有率は74.1%とありとあらゆる食材の中では1番といわれています。また、基本的には水溶性の食物繊維といわれていますが不溶性の食物繊維も含まれているといわれており両方含まれているとても良い食材です。
寒天はほとんどが食物繊維でできていますが、カルシウムや鉄分、カリウムなども含まれています。また、100gあたり3kcalしかないので、カロリー0といわれています。
はい!もちろんです。しかし、多く食べればよいというわけではありませんし、食事のバランスと適度な運動は絶対に必要です。また、食事の30分くらい前に食べるとおなかの中で膨れてよいといわれています。
粉寒天は天然寒天より固める用途や、そのままコーヒーに入れたりするのに使いやすいとは思います。ただ、弊社では粉寒天は取り扱いません。天然寒天は長野県の諏訪地方ならではの特産品ですし、伝統があります。天然寒天もグラムさえ測っていただければ出来上がりにムラは出ません。また、現在では、サラダに入れて頂いたり、味噌汁の具材として使っていただいたり、天然寒天の良さをたくさん味わうことができます。羊かんやお菓子屋さんでも多くは天然寒天を使用していただいております。粉寒天とは違う食感があります。自然の中でゆっくりと作られたオーガニック商品です。天然寒天も粉寒天もほとんど栄養的には違いがありません。天然寒天も粉寒天もよいところを活かしてご利用していただければと思います。